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国民年金保険料の前納で割引き節約術

 国民年金保険料の前納割引きとは? 

国民年金保険料は毎月払い(14,410円)から前納に変更すると、年平均で約2.1%割引されます。 たかが2%ですが、高額な国民年金保険料なので、これから先ずっと割引きされた金額で納付する場合と、月払いで納付し続ける場合とでは、保険料総額に大きな開きが出てくるでしょう。
もちろん割引きされても、将来受け取る年金額に影響はありませんから安心して割引きを受けられます。
※ この割引額とは年率4%で複利計算した額に相当し、前納金が資産運用された額として算出されたものです。

割引きにも種類があり、前納する期間により「1年度分前納」「6か月前納」「1か月前納(口座振替早割)」に分けられ、それぞれ割引額が異なります。 前納期間が長いほど割引額が大きくなり、支払い方法によっても若干割引き額が違ってきます。
まずは割引き額の大きい「1年度分前納」の平成20年の保険料を例に解説していきます。

 支払い方法によって国民年金保険料の割引き額が変わる 

平成20年の国民年金保険料を納付書(現金)で「1年度分前納」すると「3,070円割引き」になります。 さらに、支払い方法を口座振替に指定すると「3,620円割引」となり「550円」割引額がアップします。
しかし、クレポがオススメしているクレジットカード納付は、納付書による現金払いと同じ扱いになり「3,070円割引」が適用されてしまいます。
それじゃ国民年金の支払い方法は、最もお得な口座振替に決定!ではありません。
クレジットカード払いにはポイントが付与されたり、様々な特典やサービスが付いていますから、その内容によってはクレジット払いの方がお得になるのではないでしょうか?
それでは、比較してみましょう!

国民年金保険料の前納+クレジットカード納付はお得なのか?

 一般的なクレジットカード還元率の0.5%でもお得 

これは割引きもされたうえに、ポイントによる還元も受けてしまおうという節約方法です。

平成20年の通常の国民年金保険料は「172,920円」ですが、「1年度分前納」にすると「169,300円」に割引きされます。
これを一般的な還元率0.5%のクレジットカードで支払った場合、約850円分のポイントが付与されます。
口座振替で前納する場合とクレジット払いの差額が「−550円」ありますが、それでも300円はクレジット払いがお得になる計算です。
仮に、クレポで紹介しているお得な1%還元のクレジットカードで支払うと、約1,700円分のポイントとなり、口座振替との差額も1,150円にアップします。

※ 支払い方法をクレジットに変更するには国民年金支払い方法変更をご覧下さい。

なんだ、それぐらい既にやってるよ!と言う人も先をお読み下さい。
国民年金保険料が2008年3月分からクレジットカードで納付できるようになったので、ポイントを貯めようと、国民年金保険料の支払い方法を変更された方が多いようです。
しかし、この国民年金保険料の支払いには、ポイントが付与されないクレジットカードがあることをご存知ですか?

 国民年金の支払いにはポイントが付かないクレジットカードがある 

三井住友VISAカードの規約には、「ワールドプレゼントのポイントは、カードのご利用金額の合計1,000円ごとに1ポイントを付与されます。ただし、(中略)一部保険料でのご利用分等はポイント計算およびボーナスポイントのお買物累計金額の対象となりません。」と記載されています。 この一部保険料には国民年金保険料が含まれています。つまりポイントは付与されないのです!

国民年金を三井住友VISAカードで支払っている方はいませんか?
もしいらっしゃいましたら、早急に支払いカードの変更をしておきましょう!
これからもずっと高額の国民年金を支払っていくのですから、
ポイントなしはキツいです…
つまり、三井住友VISAカードで支払うくらいなら、口座振替のまま変更しない方が「550円」お得な訳ですね。
こういった情報も知っておかないと、節約どころか損してしまいます。

※ 三井住友VISAカードの他にも、ダイナースクラブがポイント対象外となっています。

次項は、これをご覧の皆さんの6分の1の方だけが利用できる国民年金節約法です。
当てはまらない方は次項は飛ばしてお読み下さい。

誕生月限定の国民年金保険料節約術

 4月生まれの方は、かなり国民年金がお得に!(ライフカード編) 

貴方、またはご家族の中で4月生まれの方はいませんか?ライフカードの誕生月ポイント5倍は使い方次第で大変お得なサービスになります。
「1年度分前納」の納付時期は、4月分から翌年3月分の保険料を4月末日に立替納付します。 つまり、4月生まれの方がライフカードで国民年金を支払うとポイントが5倍に!
クレジットカードの名義には、本人でなくても家族名義のカードまでなら指定できます。「被保険者との続柄」を書いておけば大丈夫だそうですよ。

平成20年の「1年度分前納」の国民年金保険料は「169,300円」ですから、これをポイント付与率0.1%のライフカードで支払った場合、169ポイントが付与されます。
ライフカードのポイント価値は、1P=約6.667円なので、約1,127円の実質割引。
もし4月生まれの方がライフカードで国民年金を支払うと、1,127円×5=約5,600円分の割引きになる計算です!
「1年度分前納」割引き分の3,070円とライフカード割引き5,600円を合わせると、国民年金が約8,700円もお得な計算になってしまうのです。
節約の為に、4月生まれの方は、国民年金をライフカードで支払ってみませんか?

※ 注意:普通は4月30日が国民年金の納付日ですが、銀行の定休日と重なる年は翌営業日の5月1日になる為に、その年だけは誕生月では無くなってしまいます。

 10月生まれの方も国民年金がお得に!(ライフカード編) 

4月生まれでなくても、10月生まれの貴方、またはご家族に10月生まれのいる方は節約のチャンスが残っています。
通常なら「1年度分前納」が絶対にお得ですが、10月生まれの方だけは特別な節約術があります。
平成20年の「6か月前納」の国民年金保険料は「85,760円」。
定額より700円お得になり、1年間の節約額は700×2=1,400円になります。
「1年度分前納」の口座振替指定なら、「3,620円割引」となるのでその差額は「-2,220円」。
その差を補う為に、保険料をライフカードで納付したと仮定します。 すると、第一期(4月末)の支払いでは、保険料85,760円の支払いに対して85ポイントが付与されます。 ライフカードのポイント価値は、1P=約6.667円なので、約567円の実質割引になります。
次に、第二期(10月末)での支払いでは、保険料85,760円の支払いに対して(誕生月なので5倍)、85ポイント×5=425ポイントが付与されます。 ライフカードのポイント価値は、1P=約6.667円なので、約2,833円の実質割引になります。
第一期と第二期分のポイントを加算すると、約3,400円分の実質割引になります。
これに6か月前納割引き分×2の1,400円と合わせると、国民年金が約4,800円もお得な計算になってしまうのです。
節約の為に、10月生まれの方は、国民年金をライフカードで支払ってみませんか?

※ 注意:普通は10月31日が国民年金の納付日ですが、銀行の定休日と重なる年は翌営業日の11月1日になる為に、その年だけは誕生月では無くなってしまいます。

難しく書いてはいますが、一度だけ支払い方法変更の手続きを済ませれば、後は毎回自動で国民年金保険料が引き落としされて余計な手間は一切掛かりません。

4月10月生まれでなくても、国民年金クレジットカード払いにはメリットがある!

 ポイントが付与されて節約になる 

国民年金をクレジット払いするメリットはいくつもあります。
まず一つ目は、支払額に対してポイントが付与されて、それをギフト券に交換したり、キャッシュバックさせることで節約になる点です。
これは、これまでの説明でも分かることでしょうから、この項では省略します。

 国民年金の前納による割引きが確定 

2つ目として、「1年度分前納」「6ヶ月分前納」で納付している方の割引きを確定させることができる点です。
実は、国民年金前納の支払い方法に口座振替を選んでも、前納の割引き額はまだ確定していません。 もしも、国民年金の「1年度分前納」支払日に口座残高が不足していたら、どうなると思いますか?
こればかりは、次月までに振り込めばOKとはならないのです…
手元に届く通知には「残高不足で引落しができなかったので、本年度は毎月払いで引落させていただきます。」といった内容が記載されています。
そう言う私も2年連続で残高不足で引き落としにならなかったのです。 (私と嫁の2人分で約33万円も引落されるのです。普段は口座にそんな大金入っていません…)
ついうっかりで3,620円の節約に2年連続で失敗してしまいました…

では、支払い方法をクレジットカードに指定しておけばどうなったでしょうか?
明らかに口座のお金が足らないので、残高不足になるのは間違いありません。 ですが、残高不足の通知はクレジットカード会社から送られてきます。
そう、国民年金の支払いはクレジットカード会社が立て替えてくれていますので、社会保険庁へ保険料(割引かれた額)の支払いは既に済んでいます。
つまり、クレジットカードで支払えば、残高不足により前納の割引きが受けられなくなることは無くなり、割引きを確定することができるのです。

※ 残高不足になると、クレジット発行会社によっては、指定口座に振り込まなければいけなくなり、振込み手数料が必要になりますが、その際は、「銀行振込み手数料は無料!」をご覧になって振込手数料も節約して下さい。

 もし残高不足になってしまっても救済されます 

残高不足になると社会保険庁から「残高不足で引落しができなかったので、本年度は毎月払いで引落させていただきます。」といった内容の通知が届きますが、まだ支払い遅延者の救済処置もあるのです。 (確か、通知には救済処置の記載は無かったと思うのでココに書いておきます)
4月30日の引き落とし日に残高不足が発生すると、5月中に上記の通知が発送されると共に、国民年金推進委員が自宅まで尋ねて来られます。
実は、この国民年金推進委員の方に国民年金「1年度分前納」を現金で納付する事ができます。 しかし、既に5月に入っているので、納付できる国民年金は11ヶ月分で、4月分の国民年金(1ヶ月分)は別途で登録口座から引落されることになります。

その際に、11ヶ月分として支払う金額は「155,950円」(平成20年度)。
口座から引落される4月分の保険料「14,410円」と合わせると、国民年金の年間保険料は「170,360円」と若干増えていますが、一応2,560円の節約にはなっています。
もし、残高不足にならなければ3,620円割引されていたのですから、3,620−2,560=1,050円は損している計算にもなります。
これは、集金に回る国民年金推進委員さんの人件費などの経費が掛かると考えると、割引の減額も仕方の無いことなのでしょう。それでも2年連続残高不足の私は救済処置に感謝しております。m(_ _)m
来年度からは、クレジットカード払いに変更して国民年金の節約額は確定できるようにしておきます。

1年分や半年分の前払いが難しいなら国民年金を月払いして節約に役立てよう!

1年分や半年分をまとめて払うのは少々キツイ…
だから節約できないかと言うと、そうではありません!
月々払いしている方にだって国民年金節約術はありますし、もしかしたら1年分前納割引きよりも節約できるかもしれません。

 国民年金の早割制度で節約 

通常の口座振替は当月保険料の翌月末引き落としとなります。 それを、当月保険料の当月末引き落としにすると50円割引となる制度が「早割制度」です。(年度により割引額は変動)
分かりやすく書くと、通常なら4月の保険料は5月末に引落されますが、それを4月末に先払い(通常の支払日より1ヶ月前)する制度です。
この早割制度を申し込みすると、早割が始まる最初の月の月末に、口座振替で2か月分の保険料 (従前の保険料と50円割引された保険料)が引き落としとなります。
その後は、毎月の1ヶ月分の保険料から50円割引かれたが金額が引落されます。
年間だと50円×12ヶ月=600円のお得になる制度です。
(預貯金ではほとんど利息が付かない今、このような制度をできるだけ利用して、少しでも節約したいものですね)

注意点としては、この早割をクレジットカード払いにしてしまうと、早割りの月50円割引きは無くなってしまいます。(口座振替のみの割引)
しかし、クレジットカード利用ポイントは付くので、1%還元率カードで支払っても、「年間保険料172,920円×1%=1,720円」は節約できるので、早割のメリットを打ち消してもクレジット払いの方がお得になります。

クレポでは、何らかの理由でクレジット払いできないのなら「早割で月50円で年間600円の節約」を、クレジット払いが可能な方は「ポイント付与で1,720円分の節約」は最低限ゲットしておくことをオススメします。(最低でも1%以上の還元率のクレジットカードで支払いましょう。)

 国民年金をクレジットカードで月々払いにして他の支出を節約 

国民年金を毎月払い(早割)してる方が、支払い方法にクレジットカードを指定してしまうと、特別な割引きは無くなってしまいます。
「1年度分前納」「6か月前納」している方が、毎月払いに変更すると、大きく割引されていた節約額が0円に減ってしまいます。
しかし、クレジットカードで月々払いにすることで、他の支出を節約できるとしたらどうでしょうか?
トータルで家計の支出を節約できれば、直接国民年金から割引きされなくてもOKではないでしょうか?

クレポがオススメするお得なクレジットカードには、「携帯料金」「プロバイダ代」「ガソリン代」「高速料金」などを節約するクレジットカードがあり、どのカードにどの支出を割り当てるかで節約できる金額が大きく変わってくるのです。

この節約クレジットカードでの月々の支払いが多ければ多いほど、割引きされる節約額も多くなるわけですね。
つまり、毎月高額の国民年金保険料を支払っていますよね?(夫婦で支払うなら、約3万円の痛い出費です…)
この国民年金保険料の支払いを節約クレジットカードに当てれば、国民年金の割引きは得られなくても、例えば携帯料金を大きく節約できたりするのです。

では、支出全てを1枚のクレジットカードで支払って、携帯料金を割り引くのか?プロバイダ代を割り引くのか?
それとも、支出を複数枚のクレジットカードに割り振り、携帯料金とプロバイダ、ガソリン代とバランス良く割引きを受けるのか?
更には、その支払いパターンの中で最大に節約できる組み合わせはどれなのか?
ここまで複雑になると、どの組み合わせが最も節約できるのか解るハズもないでしょう。その組み合わせは天文学的な数になってしまいます…

 国民年金保険料も含めて、簡単に最大の節約額を計算する方法 

どんなにクレジットカードに詳しい方でも、最大に節約できる支払いパターンとその組み合わせを見つけるのは難しいでしょう。
ここまで説明してきた私でも解りません…
そこで「クレジット払い組み合わせパターンによる節約額算出プログラム」を作りました。
このプログラムなら、誰にでも簡単に(少し入力に時間が掛かりますが…)節約額を算出することができるでしょう。
そしてこの節約法は、今の生活に影響がでるような無理な注文も我慢するような事もありません。ただ今まで口座振替や現金払いだった支払い方法をクレジット払いに変更するだけの簡単な節約法です。
「そんなにクレジットで支払える支出はない」と思われるなら【電気代・携帯代などカード払いできる企業】をご覧下さい。意外とクレジット払いできる支出は多いです。
どうぞ、右下の [比較開始] のボタンを押してお試し下さい。もちろん無料です。

ただし、国民年金保険料を年払いされている方は、国民年金を年払いするパターンと月々払いするパターンの2通りを算出してください。
国民年金を年払いから月々払いに変更すると、割引き(3,620円)を受けられなくなります。
ですから、「年払いパターンの年間節約額」と「月々払いパターンの年間節約額−3,620円(1年度分前納による国民年金割引き額)」で比べないと正確な比較ができません。
お手数ですが、正確な節約額を比較する為の処置ですので、宜しくお願い致します。
もしかすると、「1年度分前納」よりも「月々払い」の方が節約に役立つかもしれませんよ。
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